あらすじ
【概要】
スーベル島は、魔法使いが生まれる島である——。
スーベル島で生まれ育ったアッシュは、ほんの少し前まで落ちこぼれの魔法使いだった。
彼はこれまで魔力保有量が少なかったがために、子どもができるような魔法すらも碌にできない「落ちこぼれの魔法使い」だったのである。当然、魔法学校での成績は下から一番目。
その上、魔力は生きる上でも必要な力でもあった。ゆえに、いつもほんの少ししか蓄えられなかったため、誰かに助けてもらうこともしばしばだったが、今は喩余曲折を経て、彼は己の力を取り戻したのだった。
まるで生まれ変わったかのようで、これまで簡単な魔法でさえできなかったはずが、今ではいくらでも簡単に使えるようになったのである。
それはアッシュにとって嬉しいことだった。だが、素直には喜べてはいない。
彼には、考えなくてはいけないこともあったからである。
幼馴染のマリが、今もスーベル島で魔法学校を相手に戦っている。
アッシュは、力を取り戻した今、マリの味方になるか、決別するのか、それとも別の道を模索するのかを考えねばならなかった。
そして、アッシュの与り知らぬところで、魔法学校では新たな動きがあり、八家の当主たちも水面下で動き始める。
スーベル島では、大きな転換期を迎えていた。
『魔法使いが生まれる島』の続編、開幕——。
*『魔法使いが生まれる島』の続編。
*長編です。
*コレクション「『魔法使いウーファイアの伝説』シリーズ」の一つです。
https://kakuyomu.jp/users/Pleiades_Yuri/collections/16817139557698328153