あらすじ
高校三年生の九月。夏の終わり。
耳元では、うるさいほどの蝉の声が鳴り続けていた。
代わり映えのしない日々も、いつもどおり続いていた。
その日も放課後、私はいつものように家まで帰ってきた。
今日も、これまでと変わらない平凡な一日で終わる。
そう思っていた。
けれど、扉を開けた瞬間、私はすべてを失った。
目の前に広がっていたのは、血に染まった部屋。
そして、両親の亡骸だった。
もう二度と、あの平凡な日常には戻れない。
それから何日が経っても、警察の捜査は一向に進まなかった。
犯人は、見つからないままだった。
苦しみの中で壊れかけていた私に、幼なじみで恋人でもある雪はこう言った。
「狐神に、願いをかけてみない?」
「この町の守り神で、人の願いを叶えてくれるんだよ」
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百合×ヤンデレ×心理ホラーの物語です。
作中に散りばめた伏線は、最後までにすべて回収します。
全話執筆済み。完結まで定期的に更新します。