あらすじ
主人公・神宮宗太(じんぐう そうた)は、「オン」と唱えることで3分間だけ全身体能力が限界突破するチート能力を持っていた。
しかし、3分を1ミリ秒でも過ぎれば、五感を失い気絶・病院送りになるという最悪のペナルティ付き。
「だったら、バットに当たる瞬間の『0.05秒』だけ使えばいいんじゃね?」
極度の小心者で面倒くさがりな宗太は、幼馴染のデータ魔・悠平のストップウォッチによる残量管理のもと、能力の「極限ケチケチ運用」を考案する。
目標はただ一つ、一番コスパ良く億の大金を稼げるプロ野球選手になり、ハワイに別荘を買うこと!
泥臭い努力は最低限に、試合中はひたすら体力を温存(サボり)し、おいしい場面だけチートを使って無双する宗太。
しかし、その徹底した省エネ・プレースタイルは、熱血監督やライバルたちから「いざというピンチのために泥を被っている、自己犠牲のヒーロー」と、とんでもないスケールで勘違いされていく。
さらに、中学野球部でのトラブルから、本人の意志とは裏腹に「陸上界」という国家権力レベルの檻に幽閉されるハメになり……!?
汗と涙の熱血スポーツ界を、打算と物欲とストップウォッチで駆け抜ける!
前代未聞の「省エネチート×勘違いコメディ」、ここに開幕!