あらすじ
家族だから、言わなくても伝わると思っていた。
家族だから、いつでも帰れると思っていた。
そして、明日もまた当たり前のように訪れると思っていた。
けれど、人生には「あとで」では間に合わない瞬間がある。
これは、そんな当たり前の日々の中にある、家族の物語。
遠く離れて暮らす子と、帰りを待つ親。
素直になれない父と、その背中を見つめる子。
すれ違いながら、それでも同じ家で暮らす夫婦。
大人になって初めて、親の愛情に気づく子供。
誰もが特別な人間ではない。
どこにでもいる、普通の人たち。
だからこそ、その笑顔も、喧嘩も、何気ない会話も、いつか大切な記憶になる。
これは、そんな人々の人生を切り取った、いくつもの小さな物語。
あなたにも、きっと一つくらいあるだろう。
今でも、ふと思い出してしまう家族の風景が。