あらすじ
なんの変哲もない男爵令嬢コゼットが、ある日突然、由緒正しい伯爵家の養子に望まれた。
伯爵とはこの前の夜会でチラリと会っただけで、特に家同士の関わり合いがある訳でもない。コゼットはそれなりに優秀ではあったが際立った才能や華やかさがあるわけでもなく、王立学園でも至って真面目で目立つことのないモブ生徒の一人だ。
由緒正しい伯爵家の養子縁組なら相応しい候補者がいただろうになぜコゼットが選ばれたのか。
訳も分からないままながらも、コゼットは大切な相棒――喋るクマのぬいぐるみ「クロちゃん」にその日の出来事を報告するのであった。