あらすじ

元禄八年。 五代将軍・徳川綱吉が治める江戸の町は、百万人の住民もろとも異世界へ転移した。 甲州街道の先に広がっていたのは、見たこともない魔物が棲む大森林。空には二つの月が浮かび、獣の耳と尾を持つ獣人たちは、人間の王国によって奴隷として狩られていた。 そんな異世界でも、綱吉の決断は変わらない。 「獣人が生類であることに、何の疑いがある」 綱吉は生類憐れみの令を獣人にも適用し、江戸へ逃げ込んだ者をすべて保護すると宣言する。 そして、獣人や魔物に関する事件を取り締まる新たな役目――《異類御用改方》を設置した。 最初の役人に選ばれたのは、犬が大の苦手な同心見習い・犬飼新之助。 相棒は、奴隷狩りから逃げてきた狐獣人の少女カヤ。 人さらい、魔法犯罪、密売、異世界から来た怪しげな生き物。さらには、生類憐れみの令を利用して悪事を企む者まで現れる。 「耳や尾があろうと関係ない。江戸で悪さをしたなら、神妙にお縄につけ!」 十手と狐の鼻を頼りに、新之助が異世界の悪を捕らえる。 江戸の町が丸ごと異世界へ転移したことで始まる、和風ファンタジー捕物帳。

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小説を読もう2026/08/04
  • 現在の作品異類御用改方 犬飼新之介――獣人あふれる異世界江戸捕物帳