あらすじ
高跳びのバーの上に現れた異形。見てしまった者は、発狂して命を落とす――。
あらすじ
放課後の高跳び練習中、主人公はバーの上の空中に浮かぶ「巨大な目と無数の指」を目撃する。
翌日、何も知らずにバーを跳び越えた後輩が怪異と目を合わせ、その場で発狂して即死を遂げた。「見てはいけない」と激しい恐怖に震える主人公だったが、見えない力によって身体の自由を奪われてしまう。
拒絶も許されないまま、主人公は自らの意思に反して助走を始め、恐怖の待つ空中へと踏み出していく――。
確かに、逃げ場のない「空中」で怪異と直面する展開は、ぞっとする恐怖感がありますね。助走を始めたら途中で止まれないというスポーツ特有の動作が、そのまま絶望的な恐怖に繋がっていて秀逸です。