あらすじ
強い願いは光となって空へ昇る。
願いが叶えば星は流れ消える。
叶わなければ夜空に残り続ける。
人々は知らない。
その星を運ぶ者たちがいることを。
彼らは「星運び(ほしはこび)」と呼ばれる。
遠い未来かもしれない。
遠い昔かもしれない。
届けられなかった願いを届ける郵便屋があった。
記憶を失った少女は、見習いとしてその旅に同行する。
様々な人々の願いと別れに触れるたび、少女の胸には懐かしい何かが灯っていく。
そして二人は、やがて「消えてはいけない星」を見つけ、一つの大きな願いへ辿り着く――。