あらすじ
現代日本で裏麻雀を渡り歩いていた男・オダ。
彼は卓上の勝負よりも、人の心を読むことを得意とする雀士だった。
事故によって異世界へ転生した彼を待っていたのは、勇者として最強のスキルを授かったユウキと、自分には「言語翻訳」しか与えられていないという、あまりにも理不尽な現実。
しかしオダは落胆しなかった。
麻雀とは、配牌で決まるゲームではない。
与えられた手牌をどう活かすか――それだけだ。
異世界のカードゲーム、商売、交渉、冒険、そして戦場。
オダの目には、その全てが「牌効率」の問題にしか見えなかった。
これは最強の勇者ではなく、一人の雀士が異世界を読み切る物語。