あらすじ
SNSで出会った、十歳年上の女性との実話を綴った長編エッセイ。
毎日の電話、クール便で届く手料理、電話越しに交わす「いただきます」、そして何気なく口にした「美味しい」という一言。特別な事件が起きるわけではない、何気ない日常の積み重ねの中に育まれた確かな愛を描いています。
やがて訪れた静かな別れ。恋人を失った翌日、痛みと向き合い、少しずつ前へ進んでいく姿をリアルに描写しました。
本作は、単なる失恋の記録ではありません。「誰かを愛した時間そのものが人生の宝物であり、思い出を抱えたままでも人は成長し、新しい一歩を踏み出せる」ことを証明する、不器用で真っ直ぐな愛の記録です。