あらすじ
【あらすじ】
「その動画を見た者たちが、なぜか全員同じ『顔』の絵を描き始めている——」
SNSで拡散された1本の不可解な動画。
限界集落で起きた住民たちの失踪劇。
築古のアパートから夜な夜な響く、正気を削るバイオリンの音色。
そして、メールの向こう側にいる“何か”……。
現代の日本で密かに多発する、警察の手に負えない不可解な未解決事件。
警視庁の特命窓口に所属する怪異専門の捜査官が遺した10の手記には、人類の常識を遥かに超越した「宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)」の記録が記されていた。
H・P・ラヴクラフトの代表的傑作群を現代日本の都市伝説として大胆に翻案・超訳した、1話完結型の怪奇オムニバス小説集。
日常のすぐ裏側に潜む邪神の影に気づいた時、あなたもまた、正気を保てなくなる——。
【収録エピソード(全10話)】
第1話:海から届いた集団狂気の動画(原案:クトゥルフの呼び声)
第2話:絶対に入ってはいけない廃港町(原案:インスマウスの影)
第3話:うちの畑に落ちた隕石が、何かおかしい(原案:宇宙からの色)
第4話:隣の部屋から聞こえる、世界を繋ぎ止めるバイオリン(原案:エーリッヒ・ザンの音楽)
第5話:リノベした洋館の壁から、足音が消えない(原案:壁の中のネズミ)
第6話:SNSでやり取りしている親友は、本当に本人なのか(原案:闇に囁くもの)
第7話:あの家で育った子どもは、人間ではない(原案:ダンウィッチの怪)
第8話:暗闇の塔で育った僕が、光の街で見つけたもの(原案:アウトサイダー)
第9話:歴史オタクの弟が、江戸時代の錬金術師に乗っ取られた(原案:チャールズ・デクスター・ウォード事件)
第10話:海底から浮上した、狂気の島(原案:ダゴン)