あらすじ
ウィアード・テイルズ(第1巻第1号:1923年3月発行)に掲載されていた、ジュリアン・キルマン(Julian Kilman)による短編小説『The Mystery of Black Jean』(ブラック・ジャンの謎)に基づき作成しました。
【元あらすじ】
・起
凶暴な熊遣いジャンは、自分以上に残酷な本性を持つ小柄な女教師と意気投合し、同居を始める。
ジャンは片目を潰して服従させた巨大な熊を石灰窯での重労働に使役し、女教師もまた動物に対して苛烈な虐待を行う。
・承
かつてジャンから金を奪って逃げた「元の女」が突然現れ、ジャンの過去や秘密を口にして復縁・揺さぶりを図る。
その現場を目撃した女教師は嫉妬と激怒から近隣住民(語り手の家)から狩猟銃を強奪する。
・転
銃声が響いた後、ジャンと「元の女」の姿が完全に消え去る。
警察が殺人容疑で女教師を逮捕し土地全体を捜索するが、遺体が発見されず「証拠不十分」で釈放される。
・結
数年後、放置された石灰窯の底からジャンが着用していた金属製の銅製眼帯が発見される。
小柄な女教師が巨漢2人の遺体を運べたはずがないという疑問に対し、彼女に従順だった「隻眼の熊」に遺体を石灰窯へ運ばせ焼却処理した(完全犯罪)という真相が示唆される。