あらすじ
5年2組の旅崎くんは、みんなの人気者。
カッコよくて、勉強もスポーツもなんだって出来て、すごく優しい。先生にも褒められてばかりだ。中休みや昼休みになれば、同じクラスだけじゃなく、学校のみんなが旅崎くんとすごしたくて取り合いになるし、下校のときはみんなが旅崎くんと一緒に帰りたがる。
でも、旅崎くんと同じクラスの沢橋勇樹は気づいてしまう。
旅崎くんという男子は、昨日までクラスにいなかった、ということに。
そんなことは誰にも言えずに悩む勇樹。でも次の日学校へ行くと、旅崎くんはいなくなっていた。そして、旅崎くんのことを覚えている人も誰もいない。
モヤモヤした気持ちを抱えてしまったものの、それでも『いつも通り』の毎日が戻って来ると勇樹はほっとした。そんなとき、道で声をかけられる。そこにいたのは――旅崎くんだった。
学級委員にサッカー好きな女子、怪しげなお嬢様も巻き込んで、みんなで困っている『友だち』を助けることになるお話。
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