あらすじ
世界最強と呼ばれる竜に育てられた兄妹、リオンとルナ。
兄のリオンは剣と体術を叩き込まれ、妹のルナは竜すら驚くほどの魔法を身につけていた。
しかし、山奥で暮らしてきた二人は、人間の世界をほとんど知らない。
ある日、兄妹は育ての親である竜に別れを告げ、人間の町を目指して山を下りることにした。
本人たちは、自分たちを少し腕に自信がある程度だと思っている。
けれど、リオンが軽く振った剣は巨大な魔物を一撃で倒し、ルナが練習のつもりで放った魔法は王国最高峰の魔法使いたちを絶句させるほどだった。
やがて二人は王都へ向かい、国立魔法学院に入学することになる。
美貌と圧倒的な魔法の才能でたちまち人気者になる妹。
そんな妹に近づく男子生徒たちを警戒しながら、兄は今日も自分がただの心配性な兄だと思っている。
これは、竜の常識を人間の常識だと思い込んでいる最強兄妹が、友達を作り、学校に通い、冒険を楽しみながら、なぜか王都中を騒がせていく物語。