あらすじ

嫁ぎ先で薪と塩の冬支度を取り上げられた娘を守るため、父の私は自分名義の塩札を止めた。銭さえ出せば代わりはきくと侮った婚家は、雪前の荷も乾いた薪も揃えられず、客と暖炉の火を失っていく。一方、娘は中継宿で配給の帳面を学び、自分の名で札を動かす仕事を得る。やがて頭を下げて以前の特別扱いを求める婚家は退けられ、娘は仕事を尊重する荷駄頭との次の仕事と縁を、自分の条件で選ぶ。

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小説を読もう2026/08/03
  • 現在の作品離縁も辞さぬと娘の冬支度を取り上げた嫁ぎ先へ。父の私は塩札を止めました。峠の荷はご自分でどうぞ