あらすじ
アリヴェには悩みがあった。それが義妹であるデルチの物欲であった。「あれがほしい」「これがほしい」と言うデルチにアリヴェは幾度となくものを与えてきた。さすがに程度が過ぎると父に叱られても変わらなかった。さすがに烏滸がましすぎると義母に叱られても変わらなかった。そしてデルチはとうとう家宝の首飾りに目を付けた。「これも、私のものにしていいよね」アリヴェの停止も聞かずに首飾りを身に付けてしまったデルチは、とある運命をたどるしかできなくなってしまった――ああ、なんてこと、かわいそうに。
※細かいことは気にせず読んでください。