あらすじ
辺境の地で聖女をしていた私、ソフィーアは――周辺の開拓を行っていた貴族の婚約者でもあった。若くして家を引き継いだ婚約者と共に、この地を発展させ安寧を築き上げる。そんな夢は数年で崩れてしまいました。
開拓地の住人が増え『村』が『町』へ変わり、人が増えてしまった領地には怪我人が溢れ、それだけでなく遥か大昔に戦地だったこの地に眠る方々を浄化する為にも聖女が足りず、聖女である私の妹に来てもらう。
それが間違いだとは、気づきもせずに――。
家族となる三人で頑張っていこう。そんな事を私が思っていても、婚約者である貴方から言い始める道理はないのでは?
「それに、私が正妻じゃないってどういう事ですか……?」