あらすじ
2030年7/20の夜、高校一年生である彩京柚月(さいきょうゆずき)は仮想空間《Virtual Frontier》の個人ランク戦で賞金を稼いでいた。両親の他界によって、学費や生活費をゲームの賞金で稼ぎながら学生生活を営んでいる。大会での成績は上位であるが、生活には厳しい額面だった。バイトをしてやっとだ。長浜城近くにある琵琶湖の湖岸沿いにて、柚月は現実を見て泣いていた。好きなAI Vtuberであるカグラを見て、気を紛らわしている。『浦島太郎みたいに、小さな亀を助けたら良いことあるかもね!知らんけど(笑)』と。そこに突如、淡水にはいないはずの小さな海亀が柚月の顔面にめりこむように飛んできた……釣り糸に絡まって身動きが取れず、つぶらな瞳で助けを求めれ……助けた、最終的には。その亀は自宅へ、夜には亀だったのに、朝起きれば柚月と同じぐらいの背丈の女の子に!?その小さかった亀は《愛音(おと)》と名付けられ——柚月はひたすらバイトで金を稼ぎに、愛音は鶴の恩返しならぬ亀の恩返しを……二人は貧乏脱却を掲げ、仮想世界でトッププレイヤーを目指す。