あらすじ
幕末最強と謳われ、《修羅》の異名を持つ侍・橘一刀。
激戦の最中、勇者召喚に巻き込まれ、魔法が絶対の異世界へ転移してしまう。
……が、魔力はまさかのゼロ。
「役立たず」と判断された一刀は、魔物が巣食うダンジョンへ追放される。
ところが当の本人は、
「大きな蜥蜴か」
と伝説級のドラゴンをあっさり一刀両断。
魔法を知らない侍と、常識外れの強さに振り回される異世界の住人たち。
「あれは魔王軍四天王です!」
「そうか。少し強い武人ということか」
「あれは、伝説の魔竜ワイバーン!」
「飛ぶ蜥蜴とは愉快だな」
これは、魔法が絶対の世界で、侍の常識だけを信じる男が、次々と世界の常識を斬り捨てていく、痛快異世界英雄譚である。