あらすじ

あらすじ 25歳の僕は、デイサービスで機能訓練士として働く理学療法士。 高齢者の方が住み慣れた家で暮らし続けられるように、リハビリや生活動作の支援をするこの仕事に、僕は誇りを持っている。 僕がこの仕事を選んだきっかけは、高校生の頃に亡くした祖母だった。 病気で入院していた祖母が、ベッドの横のトイレから立てなくなった。 そのとき、僕は何もしてあげられなかった。 「祖母にできなかったことを、他の誰かにしてあげたい」 その思いから理学療法士になり、僕はこれからもずっとデイサービスで働いていくつもりだった。 ――あの日までは。 ある日の送迎中、僕たちを乗せた車に大型トラックが突っ込んできた。 そして目を覚ますと、そこは見知らぬ草原。 ここでも僕はデイサービスの仕事がしたい。 「高齢者の方の生活を支えること」 この世界には、治癒魔術がある。 怪我や病気を治すことはできる。 けれど――治すことと、もう一度自分らしく生活できるようになることは、同じじゃない。 だったら、この世界でも働ける。 高齢者が笑って過ごせる場所を。 家族が安心して送り出せる場所を。 そして、いつか僕が祖母にしてあげたかったことを、今度こそ誰かに。 今日も僕たちは、高齢者の皆さんを家まで送り届けます。

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小説を読もう2026/08/03
  • 現在の作品異世界行ってもデイサービスで働きたい!