あらすじ
『ねぇアナタは、“死にたい”って思ったことはある?』
夢も目標もなく、ただ何となく浪人生活を続けていた青年”真城空”(ましろそら)。
進学も就職も“周りに流されているだけ”。
友達も恋人もいない。自分の人生に大した価値なんて無いと思いながら、彼は今日もいつも通りの日常を過ごしていた。
――だが、そんなある日。
乗っていた電車の脱線事故によって、空は突然“死んで”しまう。
……いや、正確には。
『死神の勘違い』で、あの世に連れて来られてしまったのだ。
現世と霊界の狭間。
そこで空を待っていたのは、赤い傘を差した毒舌ゴシック少女の死神”白(はく)”。
勘違いで送られてしまった空だが、現世へ戻るためには“生きる理由”が 必要であり、夢も生きがいも何一つ持たない空は、すぐには現世へ帰れないらしい。
こうして空は、死者たちが住む世界で、様々な人生と未練に触れながら、
「自分は何のために生きたいのか」を探すことになる。
これは、“死んだからこそ始まる”夢探しの物語。
少し切なくて、ちょっと不思議で笑える、死後青春ファンタジー。