あらすじ
第四回ハナショウブ小説賞でopsol book賞を受賞した作品です。
【あらすじ】
高齢者向け見守りセンサーの生体データを分析する真壁は、データを数字としてしか見ていなかった。しかし、介護付き有料老人ホームで入居者・久保田と出会い、一人ひとりの人生に目を向けるようになる。一方、介護施設を支える石原は現場と会社の理想と現実の狭間で葛藤し、定年を控えた藤倉は父親の在宅介護を通して介護の厳しさを痛感する。三人はそれぞれの立場から介護と向き合い、「介護は必要になってからではなく、その前から支えるもの」という考えにたどり着く。そして、誰もが安心して老いを迎えられる社会を目指す「ご臨終まで見守りますプロジェクト」が動き始める。