あらすじ
最恐だったのは、もう昔。
大型リゾート遊園地《ナガシマミラージュランド》の老舗お化け屋敷《怨霊館ミラージュ》は、いまや「親切だけど、怖くない」と評判になっていた。
立て直しを任されたのは、名都グランドホテルから派遣された5人のスタッフ。
人手不足を埋めるため、スキマアプリで2時間だけ働くスタッフを募集したところ――応募してきたのは、落ち武者、ドラキュラ、お菊さん、透明人間、魔女、ゾンビ、雪女。
全員、本気で客を怖がらせたい。
閉鎖通路を走る黒い台車、合わない人数、戻ってくるはずのない演出物、誰もいない場所から聞こえる足音が、少しずつつながり始める。
人間の犯罪か。
AIの判断か。
それとも、本物の怪異なのか。
抱腹絶倒のお仕事コメディから、逃げ場のない連続怪奇スリラーへ。
あなたは、館内に残った「最後の1人」を見つけられるか。
『ラウンジ探偵募集 怨霊館ミラージュ 2時間・悲鳴おかわり自由』
著者 有賀 斗真
新連載、開始。