あらすじ
高校二年生の春。
主人公は、できるだけ人と関わらず、目立たず、静かに学校生活を送りたいと思っていた。
そんな彼の前に現れたのは、距離感がおかしくて妙に明るい白石と、どこか冷静でつかみどころのない服部クリス。
友だちなんていらない。
一人でいる方が楽だ。
そう思っていたはずなのに、昼休みに弁当を食べたり、雨の中を走ったり、放課後に本屋へ行ったり。
気づけば、何でもなかったはずの日常が少しずつ変わっていく。
大きな事件は起こらない。
世界が劇的に変わるわけでもない。
ただ、思っていたより世界は自分を見ていなくて。
思っていたより、人といるのも悪くない。
そんなことに少しずつ気づいていく、三人の高校生の青春の話。