あらすじ
この世界の人間は死を求めて生活している。
生涯を終えるその時、どのようにして終えたのか。その終え方がなによりも評価されるからだ。
自分の命と引き換えに他人を救ったのであれば、その人はノーベル賞を取ったのと同じ立場に立ったと言ってもいい。
実際はノーベル賞を取った者よりも、世間からの扱いはずっといいのだがな。
だが俺は違う。
死よりも生に価値があると考える。
俺はこの世界では異端者だろう。
だがそれでもいい。
否定されようが関係ない。
俺はたった一人だろうと、諦めず、生きていくことの大切さを説いていく。
これは、世界とは違う思想を持った俺が様々な人たちと出会い、別れを繰り返しながら、“死”とは何か。“生”とは何かを突き詰めていく物語だ。