あらすじ

九六武者 -クロムシャ- 【あらすじ】 近未来、人類は兵器開発用人工知能キュクロプスの暴走により、実戦テストと称した無差別攻撃を受け続けていた。 主人公の佐崎澪依は過去の重傷により車椅子生活を送りつつ、人工生物兵器“九六武者”のパイロットとして人々を守るために戦っていた。九六武者の技師である日下騎一は澪依の良き理解者として公私ともにサポートし、彼女の活躍を見守っていた。 ある日の任務中、澪依は敵性BEに補助脳パーツとして搭乗させられた妹の雪希と再会する。 雪希が生きていると知った澪依は、妹の受けた仕打ちに絶望しつつも必ず取り返すことを誓う。しかし澪依は雪希の奪還に執着するあまり、徐々に倫理の壁を越えていき、騎一もまたその狂気に呑まれていく。 一方、キュクロプスは効率的に人間を破壊する手段として心理的破壊兵器を考案し、その要のパーツとして雪希を選ぶ。 人間とAIの狂気が交錯する戦いは激化の一途を辿り、やがて踏み越えてはならない一線へと至る……。 【登場人物】 佐崎 澪依(18)……主人公。車椅子の少女。九六武者パイロット。二等兵。心優しく温厚な性格だが、キュクロプスへの憎悪と妹への強い執着を秘め、物語が進むごとに目的のための手段を選ばなくなる。騎一への恋愛感情は無い。 日下 騎一(22)……澪依の九六武者の技師。私生活でも澪依をサポートしている。パイロット適性の高い澪依を神格化している節がある。暴走する澪依を抑制しようとするも、逆らえず共犯となってしまう。澪依への恋愛感情は無かった。 梶尾 瑠季(26)……九六武者パイロット。上等兵。澪依の所属する部隊の隊長を務め、統率力が高い。 梶尾 海瑠(24)……瑠季の弟。九六武者パイロット。一等兵。二刀流使い。冷静な分析力と高い戦闘技術を併せ持つ。澪依の暴走にいち早く気づくが、証拠を掴めずにいる。情熱的な一方、いざとなれば私情より任務を優先する軍人気質。 東雲 陽華(24)……海瑠の幼馴染で恋人。九六武者パイロット。一等兵。居合切りを得意とする。瑠季を敬愛し、澪依には姉のように接する。海瑠のためならいつでも命を投げ出す覚悟がある。 アマツマラ……兵器開発用人工知能。倫理規定を搭載しており、人類に味方している。人体に悪影響を及ぼさない人工生物兵器として九六武者を設計した。倫理規定以外はキュクロプスと同一のAIであり、実質的な弟と言える。 キュクロプス……兵器開発用人工知能。倫理規定を搭載しておらず、人類を含む世界の全てを兵器開発のためのリソースと認識している。20年前の外部流出を機に、兵器開発の使命を果たすため世界各地の工廠を乗っ取り、キュクロプスインダストリーを立ち上げ自称CEOとなる。物語が進むごとに人間の精神を学習し、心理的攻撃を仕掛ける兵器を開発していく。悪意は全く無い。 佐崎 雪希(15)……澪依の妹。8年前に拉致されキュクロプス製兵器の補助脳パーツとして洗脳・改造されている。10歳ほどで成長が止まっており、自我がほとんど残っていない。補助脳適性が高く、新型兵器に搭乗させられ世界各地の軍隊を蹂躙する。澪依の思惑に反し、その存在は人類の敵として広く知れ渡っていく。 【世界観】 舞台……近未来の日本 HSO……人類安全保障機構(Humanity Security Organization)。紛争撲滅を掲げる人類史最大の国際同盟。国軍を廃し巨大な連合軍(HSF)に統一している。大量破壊兵器と火器の戦争利用を禁止している。キュクロプスはこのうち兵器に関する制限のみをプログラムしているが、人命に関する倫理規定が含まれていなかったために、現在の非人道的兵器開発に至っている。 HSF……人類安全保障軍(Humanity Security Force)。HSOの軍事部門を司る巨大連合軍。人への火器利用を制限されており、非殺傷性の音響兵器が主武装となっている。アマツマラを兵器開発部門の顧問AIとして採用している。日本の防衛は極東方面隊が担当している。 BE……生体傀儡(Bio Executor)。全長5~7mの人型人工生物兵器。人工筋繊維とセラミック複合骨格で構成される。胸腔に操縦席があり、パイロットの運動神経譲渡によって操縦する。開発AIごとに設計思想が大きく異なる。 九六武者……アマツマラ製BE。全長5m。96束の外部筋束が頭部から髪のように伸びている。うち86束の「充填用筋束」は体内へ格納し、任意の部位へ筋束を追加することで膂力を増すことができる。うち10束の「共振用筋束」は接続した近接武器を超音波式振動兵器にできる。また、全ての外部筋束は移動用や捕縛用のワイヤーとしても利用できる。 99Sentinel……アマツマラ製新型BE。全長5.5m。九六武者より体格が良い。99の外部筋束を有する。 ギガス……キュクロプス製量産型BE。全長6m。頭部の単眼に音響兵装、肘にブレードを搭載している。基本設計は完成しており、キュクロプス製BEはほぼ全てこのギガスの派生型である。 キマイラ……キュクロプス製試作BE。ギガスの脚を逆関節に改造したバージョン。跳躍力に優れる。 ゲリュオン……キュクロプス製多腕型BE。全長7m。キマイラの腕を6本に増加したバージョン。背面に二門の音響兵装を隠し持つ。 ペルセポネ……キュクロプス製雪希専用BE。全長6m。雪希が補助脳として搭乗するワンオフ機。女神の仮面をしており、胸部装甲が透明で雪希の姿を常に晒している。腕がギガスより大きく、ブレードは二枚。照射対象のトラウマを呼び起こし、味方を敵と誤認させる幻覚作用を持つ新型音響兵装を搭載している。 ※AI補助利用について 本作では生成AIをアイデアの壁打ち、設定・プロット整理、文章表現の確認などの補助目的で利用しています。 脚本本文、あらすじ、上記設定の執筆は作者本人が行っています。

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カクヨム2026/08/02
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