あらすじ
「叶恵さん! 付き合って!」
「今は付き合いませ~ん!」
春川牧人は、恋をしている。お互い好きなのに恋愛が成就しない。
何故かって――好きな人が、自分の妄想設定を押し付けてくる『承認欲求モンスター設定厨』だからだ!
「牧人君、私は君のこと好きだよ。付き合わないけど」意味の分からんメインヒロイン
「私はお兄ちゃんが好きです」いきなり舌を入れてくる妹
おまけに義妹の夏未は、兄への愛憎が重すぎる設定厨
師匠のプロ漫画家は「クソ主人公を描け!」と叫んで急に泣き出す情緒不安定。
牧人の周りには、まともな人間が一人もいない!
「昭和の少女漫画かよ」「平成の一桁ゆとり世代」
飛び交う煽りと罵倒、誰一人として噛み合わないコミュニケーション
胸キュン? イチャイチャ? 妄想通りの都合が良いラブコメなんて起きるわけがない!
歪んだエゴと愛憎が激しくぶつかり合う、ハイテンション・アンチラブコメディ!
「……で、俺はいつ原稿を描けばいいんですか?」
「私はね、ここの成り行きで牧人君と付き合いたいわけじゃない。そうね……一緒に漫画を描いていくうちに会い以上の何かが湧き上がって、ライバルキャラ的なのが来るの。最初は負けるんだけど、その後は、次の賞で描いた渾身の漫画、これで私たちは勝利をおさめ、あまりの嬉しさから、私は抱き着くんだけど、牧人君はきっと、賞で受賞したら私に告白すると決めていて私に告白をするの、私は最初戸惑うんだけど、その告白を受け入れそのまま一緒に大人の階段を上るの。朝を私たち二人はぎこちなく迎えるんだけど、そこには、開放感、達成感があるの。そのまま私たちは、高校卒業後、大学へ進学、学生結婚、入学式後、私の妊娠が発覚、最初はお金に困るけど、連載している漫画が大賞を受賞、バズってアニメ化、お金が入って私たちは、生活の基盤を手にするんだけれど、そこん胃も私たちの想像しない魔の手があって……」
あ、はい漫画は描けなさそうです。