あらすじ
このクラスには、絶対的な序列がある。
支配者・目黒蓮とその取り巻きによる暴力と支配。
底辺のさらに下――誰にも気づかれない僕は、ただ静かに本を読むだけの日々を送っていた。
ある日、親友の飯塚くんが標的にされ、僕は思わず声を上げる。
その瞬間、僕は本当に「透明人間」になった。
誰にも見えず、誰にも触れられず、どこへでも入り込める存在に。
そんな僕の前に現れたのが、半透明の人影たち――
「透明人間部」と名乗る、同じように存在を消して生きてきた仲間たちだった。
黒瀬ルナ、如月玲奈、そして部長の真田。
彼らと過ごす日々は、僕の心を少しずつ取り戻していく。
そして、目黒の支配が最高潮に達した日。
僕は仲間たちとともに、透明だった自分を捨てて立ち上がる。
これは、透明になった僕が“居場所”を見つけ、
仲間とともに教室を変えた物語。