あらすじ
ソレイユ光国の第二王女、ライラ。
光を至上とするこの国で、彼女は“異物”として生まれた。授かったのは忌み嫌われる闇属性の力だった。
光属性を持ち聖女として崇められる姉ルミナリアとは対照的に、ライラは王女でありながら存在を認められず、姉の代替として静かに扱われていた。
やがて彼女に命じられたのは、婚姻という名の追放だった。
行き先は、魔物が跋扈し濃い闇の魔力に満ちた隣国――ノクティス王国。
“魔境”と恐れられるその地は、本来なら聖女である姉が向かうはずの場所。
だがソレイユ光国は聖女を手放さず、代わりに闇属性の王女を差し出した。
――捨てられたのだと、ライラは悟る。
(きっと、この国でも同じように嫌われる)
そう覚悟して向かった先で、彼女を待っていたのは──月光のような銀髪を持つ若き王、ルシアンだった。
「君がこの国へ来てくれたことに、心から感謝する」
初めて向けられた優しさ。
初めて必要とされた実感。
戸惑いながらも、少しずつ心を開いていくライラ。
光の国に捨てられた少女は、魔境の国で初めて愛を知る
これは、忌み嫌われた闇の王女が、本当の居場所と愛を見つける物語。
⚠︎アルファポリス、カクヨムでも連載しています