あらすじ
アンチューサ――。
その花言葉は、「――――」。
ドナー登録者・ユリ。
レシピエント・アスター。
一冊のカルテに記された"真実"が、二人の運命を大きく動かしていく。
繰り返される悲劇。
失われていく記憶。
何度絶望を迎えても、大切な人を守ろうとする少年。
そして、すべてを覚え続ける少女。
二人が辿り着く未来とは――。
事件を追うのは、数々の難事件を解決してきた捜査官・ガーベラ。
相棒のバコバとともに連続殺人事件の真相を追い、特殊なスキャンゴーグルや探知装置を駆使して、隠された真実へと迫っていく。
花を愛し、人の心に寄り添う女性・ライラック。
町中へ焼きたてのパンを届けながら独自の情報網を築くガルビネア。
命を救うため最前線に立ち続ける医師・ルピナス。
それぞれが抱える想いと選択が、やがて一つの運命へと交わっていく。
これは、命とは何か。
記憶とは何か。
そして、人を想うことの意味を描いた物語。
――これは、七人の物語。