あらすじ
何度「ごめん」と言われても、好きだった。
親友の瀬名奏多へ恋をして、9年。通算七回目の失恋を機に、佐倉美優は届かない恋を諦めようと走り出す。
けれど、完璧な「営業スマイル」で平気なフリを装う美優の嘘を見破ったのは、いつも冷徹な経理部のエース・蓮見涼真だった。
涼真の言葉と手厳しいフォローに救われ、美優が前を向き始めたその時。遠ざかる美優の背中に、今までに感じたことのない猛烈な独占欲と焦りを抱き始める奏多。
「引き留めるあいつの手を取るのか、それとも・・・俺の手を取るのか。選べ」
好きだから諦めたい。諦めたいのに、引き留められる。
こじれた片想いが交差点(スクランブル)のように交差する、大人のオフィスラブストーリー。