あらすじ
京都で働く38歳の真辺明秀は、盆の帰省で人生のあがりが見えた。
破れかぶれに、明秀は居酒屋で言い寄ってきた女の誘いに乗ってホテルに向かうも、抱くこともできずに涙を流した。
しかし、明秀の日常には少しずつ女たちが入り込んでくる。
離婚を経験し、五歳の娘を育てる保奈美。
仕事をしながら、自分の居場所を探している和音。
そして、自由奔放に見えながら、どこか孤独を抱えているヒカル。
――恋愛、仕事、家族、セックス。
大人になれば、誰もが上手に生きられるわけではない。
――誰かに触れたい。
――誰かに必要とされたい。
けれど、どうすれば人と一緒に生きていけるのかは、よくわからない。
京都の街を舞台に、生きるのが下手な大人たちの恋愛と孤独、そして身体のつながりを描くヒューマン・ラブストーリー。