あらすじ

猛暑の夜、三田村修司は冷蔵庫の中から拍手を聞く。 扉を閉めると鳴り、開けると止まる、不思議な拍手。誰にも評価されず、かつて抱いた夢も諦めていた修司は、その音を次第に心待ちにするようになる。 失敗すればするほど、冷蔵庫の中の「観客」は喜ぶ。 やがて修司は、もっと大きな拍手を得るため、自ら仕事や人間関係を手放していく。 しかし、拍手が鳴るたびに失われていたものには、ある共通点があった。 冷蔵庫の向こうで、いったい誰が修司を見ているのか。 そして最後の拍手は、何の終わりを祝うものなのか。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/08/01
  • 現在の作品冷蔵庫の拍手