あらすじ
政治家が倒れても、世界の意思決定を止めないために設立された新機関――〈オリュンポス十五人委員会〉。
選ばれたのは、世界的ラッパー、人類史上最高頭脳と呼ばれた天才、最年少で「笑-1グランプリ」を制した漫才師など、誰もが知る超一流の怪物たち。
――そのはずだった。
なぜか招待状は、入社一年目の平凡な新卒OL・安土梓の下にも届いてしまう。
場違いさを抱えたまま指定された五ツ星ホテルへ向かった梓は、そこで十四人の超有名人たちとともに外界から完全に隔絶される。
さらに十五人には、それぞれ異能が与えられた。
壁抜け、声帯模写、怪力、死者への質問――常識を破壊する力の数々。
そして――最初の死体が発見される。
犯人は十五人の中にいる。
超人たちが互いを疑い、政治のために選ばれた“神々”が一人ずつ堕ちていく中、ただ一人の凡人・安土梓は気づく。
自分の招待状は、本当に間違いだったのか――?
異能×密室×デスゲーム。
世界を動かす十五人の中で、最も無力なOLが、最も危険な真相に辿り着く。