あらすじ
1999年12月31日23:59
その日世界のコンピューターは止まった。
Y2K(2000年問題)とは、その昔多くのコンピューターが、性能の制限によって西暦を二桁で記録していた。
そのため、2000年は00年と表記されてしまう。
それを1900年と認識する可能性が高く、多く誤動作が予想されていた。
そのため多くのSEの手による人海戦術でプログラムの更新が行われた。
人々は無事間に合ったと胸を撫でおろしたその年明け、多くのコンピュータがフリーズする。
『BlackOut』世界中のコンピューターの画面が黒く塗りつぶされて、一時的に世界が電脳世界から追い出された。
世界中で起こった飛行機事故や医療事故、停電や交通麻痺。
それでも世界は変わらず、人々は平常の生活に戻って行く。。
だが、水面下では人知れず静かな変化が進んでいた……。
アジアの東の端、日本と言う国の宮崎県の片隅で一人の男性が焼失した。
文字通り燃えて消えたのだ。
世界の混乱の中この事件は忘れられて行く。
そして、電脳世界には人々に見つかることなく、一つのウイルスが広がって行く。
足跡も残さず、ウイルス本体も見当たらない……ただ時折、計算リソースの一部を勝手に利用して……。
ウイルスの正体は?
宮崎県の地元の草の根BBSに集う有志。
そこに参加することで事件に巻き込まれて行く13才の悠馬が謎を追う。
今、天孫降臨の地で、ノスタルジックなSF(ちょと不思議)の物語が開幕。