あらすじ
広告代理店で働く32歳の営業部長・小林凌空(りく)は、日々の激務に擦り減り、出来心で登録したマッチングアプリで一人の相手と待ち合わせる。しかし、ネオンの街に現れたのは、不自然なほど濃いメイクをして震える15歳の女子高生・望月友梨佳(ゆりか)だった。
彼女は学校のいじめグループに弱みを握られ、無理やり売春をして金を稼ぐよう強要されていたのだ。事情を察した凌空は、大人としての知力と交渉術を駆使して悪意ある同級生たちを完全に論破。友梨佳を絶望の淵から救い出す。
この夜をきっかけに、孤独だった二人は「出世払いでの借金返済」を口実に、週末のファミレスで少しずつ心の距離を縮めていく。17歳という年齢差を抱えながらも、お互いがかけがえのない存在になりつつあった。