あらすじ
ある部屋に貼られた文字「愛染」は実験をはじめる。
部屋の主の書き記したノートの中の思い人・二見琉斗のモノローグに入り込むことだ。
ときを同じくして、琉斗の前には、高校の頃に最悪な形で別れた傲岸不遜な天然変人男・八代玄彰があらわれる。
プラスサイズしか愛せない琉斗と好みの男に抱かれたい玄彰は、かつて、「遊びの関係」の烙印を押して別れていた。
気まずい再会から間も無く、琉斗は送迎係をしていた芸能事務所の経営難により、なぜか巻き込まれ事故的に大人の遊び場・楽園館のスタッフとして、軟禁状態にされてしまう。
陰謀の気配のある楽園館の仕事を始める琉斗だが、自分を館に閉じ込めておきながら、謎の執着を見せてくる玄彰に振り回される始末。
キスはしないし好きとも言わないくせに自分の接客に難を示してくる玄彰に、「お前がここに放り込んだんだろ?」と不満を言いつつ、琉斗は怪しいベルボーイの案内のままに陰謀に近づいていく。
しかし頑張れば頑張るほど、望まない未来に近づく罠が張られていて————?
マシュマロ系しか勝たん主義の琉斗と、求愛待ちキス至上主義の玄彰は相性最悪にも見えるが————「愛染」だけがその恋の真相を知っていた。
※過去にアルファポリス・ムーンライトノベルズに掲載していたものを大幅に改稿しております。