あらすじ
百年続いた人間と獣人の戦争。
その終結の証として、人間の王国ルミナリアの第一王女セレナは、獣人国ヴァルガルドを治める銀狼族の王アルヴァンへ嫁ぐことになる。
人間たちからは「冷酷な銀狼王」と恐れられるアルヴァン。
しかし実際の彼は、民を守るために孤独と痛みを背負い続けてきた、不器用で誇り高い王だった。
敵国の姫として疑われながらも、セレナは逃げずに獣人たちと向き合っていく。
やがてアルヴァンもまた、和平の証としてではなく、一人の女性としてセレナを大切に想い始める。
だが、和平を望まない者たちが二人の前に立ちはだかる。
種族の違い、百年の憎しみ、国を背負う責任。
すべてを越えて、銀狼王と星降る姫は、戦争のない未来を選ぶ。
これは、敵同士として出会った獣人王と人間の姫が、愛と信頼で世界を変えていく異種族恋愛ファンタジー。