あらすじ
大学二回生の摩加戸玲は、夏休みを前に、考古学者の牧村から四国での調査に同行してほしいと頼まれる。
なぜ自分が選ばれたのか。疑問を抱く玲に、牧村は「もう一人、摩加戸姓の人を知っている」と告げる。
牧村の姪で、霊のようなものが見える神代澪とともに四国へ渡った玲は、山奥の廃村「ウエ」へ向かう。そこで見つけたのは、祖父と幼い自分が写った一枚の写真だった。
失われていた記憶がよみがえり、玲は自分の中に封じられたものの存在を知る。
祖父、怨霊、古い村の伝承。そして、玲を取り巻く二人の女性。
忘れていた過去から始まる、現代怪異ファンタジー。