あらすじ

始まりは1992年、ヤクルトが西武にボコボコにされたあの悔しさだった。 「空想でプロ野球日本一を目指そう!」 そう決意した私が結成したのは、大学医学部のクセ強な同級生たちを集めた脳内オリジナル球団『安曇野クールガイズ』。 お風呂の中や移動中、30年間まめに空想のペナントレースを戦わせ、勝ち取った日本一は実に5度。 だが、現実世界は残酷だ。メンバーの中には、現実では若くして亡くなってしまった中継ぎエースもいる。脳内での彼の起用法に本気で悩んでいた私は、ある日の同窓会、立派な公立病院の院長になった「4番キャッチャー」の太っちょに、お酒の勢いでその秘密を打ち明けた。 すると彼は血相を変えて一喝したのだ。 「馬鹿にするな!!」 そこから飛び出した、私の空想のスケールを遥かに凌駕する、衝撃の事実とは──!? 30年間、脳内で戦い続けた医師が贈る、クスッと笑えてちょっぴり切ない、壮大な空想ドキュメンタリー(読み切り短編)。

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カクヨム
カクヨム2026/08/01
  • 現在の作品脳内プロ野球30年