日本語
メニューを開く
インタビュー
おすすめ
ランキング
作品検索
ログイン
日本語
あらすじ
カティアの菓子は、七年のあいだ一度も宴の卓に出たことがない。 甘くないからだ。色も地味で、飾りもない。「好きでやってるんでしょう」と言われるたび、カティアは訂正しないできた。説明すると、長い。 当主の弟のエリクだけが、用もないのに厨房へ来る。なぜ来るのかは、三年、一度も言わない。 新しい若夫人が都から菓子職人を連れてきた日、カティアは暇を出された。誰も止めなかった。理由を訊く者もいなかった。 婚礼の宴に、金と砂糖の細工が並ぶ。その卓の中央で、大奥様が一口も召し上がらない。
連載情報
ウェブ小説
配信言語
日本語
1
日本語
プラットフォーム 1件
現在の言語
小説を読もう
小説を読もう
2026/08/01
現在の作品
甘くない菓子は、菓子ではないそうです
2026/08/01