あらすじ
≪登場人物≫
◆千歳書房(ちとせしょぼう)
御影 龍之介(みかげ りゅうのすけ):高齢者。店長。探し物手帖の番人。
◆十勝警察署
美唄 蒼一朗(びばい そういちろう):四十九歳。特殊捜査課、警部補。
高嶺 希空(たかみね のあ):二十五歳。特殊捜査課、巡査。美唄警部補の相棒。
宗谷 颯太(そうや そうた):二十六歳。捜査一課、巡査。希空の恋人。
◆北竜高校
姫宮 杏奈(ひめみや あんな):一年C組。探し物手帖の購入者。
水瀬 柚希(みなせ ゆずき):一年C組。杏奈の友達。
旭川 陽菜乃(あさひかわ ひなの):一年C組。不良グループのリーダー。
柊 芽愛(ひいらぎ めい):一年C組。不良グループ。
佐呂間 心春(さろま こはる):一年C組。不良グループ。
黒鉄 亨(くろがね とおる):一年C組。不良グループ。リーダーの使い走り。
月城 凌空(つきしろ りく):二年A組。探し物手帖の元購入者。
◆東京のホテル
七海 悠乃(ななみ ゆの):フロント係
◆探し物手帖(さがしものてちょう)の購入者
一人目…岩見沢 善吉(いわみざわ ぜんきち):七十一歳。無職。死亡。
二人目…神代 琉衣(かみしろ るい):二十四歳。フリーター。死亡。
三人目…一条 涼葉(いちじょう すずは):三十七歳。主婦。死亡。
四人目…月城 凌空:返却して生存。
五人目…剣先 航(けんざき こう):十九歳。大学生。死亡。
六人目…雲母 凪咲(きらら なぎさ):二十八歳。会社員。死亡。
(次の購入者…美唄 蒼一朗:名前未記入で生存。)
七人目…夕張 煌生(ゆうばり こうき):五十六歳。会社員。死亡。
八人目…姫宮 杏奈:現所有者。
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≪あらすじ≫
千歳書房にある古書、探し物手帖には、見えない意思があった。これを使えば探したい物は必ず見つかる。だが、そのためには命を奪われる覚悟が必要だった。
また一人、探し物手帖を購入した人物が奇妙な死を遂げた。十勝警察署の美唄警部補と高嶺巡査の刑事らは、千歳書房へ行った。手帖は棚に陳列されていたので、御影店長に渡すよう促した。だが、断られる。実は、購入者七人の名前が書かれていて、これまで六人が死亡していた。刑事らはこの七名を捜査し、共通点に「3」が関係する事実を知る。
数日後のこと。
北竜高校一年生の姫宮杏奈(あんな)は、スマホを盗まれた事を水瀬柚希(ゆずき)に話す。旭川陽菜乃のグループを疑うが見つからず。帰宅途中で千歳書房へ寄ると、探し物手帖を発見。購入して使用すると、直ぐにスマホは見つかった。杏奈は手帖にはまっていく。
後日、陽菜乃の命令で黒鉄亨が柚希の体操着を隠した。柚希は体育を休むはめに。見兼ねた杏奈は手帖を使って体操着を見つけるが、逆に犯人と疑われてしまう。落ち込む杏奈に過去の購入者、月城凌空(りく)が現れる。手帖の謎が解け始め、黒鉄の謝罪で杏奈と柚希は仲直りする。
またもや陽菜乃が黒鉄に杏奈の靴を隠せと命令する。杏奈の靴探しに柚希と凌空も協力する。三度目の手帖の使用で跳び箱の中と知り、体育倉庫へ行く。凌空が安奈を制し、靴を取ろうとしたら大惨事に。そこへ刑事らが駆けつけ、凌空は救急車で運ばれる。
退院後、凌空と杏奈と刑事ら四人は、今回の件と手帖について話し合う。検証後、死なずに済む方法を見つける。但し、推測だから危険だと皆に詰め寄られ、杏奈は所持を断念。返却を決める。
安奈と凌空は千歳書房へ行く。ここで、店長から手帖の秘密を聞かされ、死を回避する方法を知る。杏奈は返却を止める。凌空は呆れるが、手帖を持っていると心配だからと協力を申し出る。そして二人は、危険を承知で持ち帰る。