あらすじ
※8月1日から24日まで、毎日19時更新。
神奈川県にある私立天明高校では、特殊な生徒会長選挙を実施していた。箱の中へ入れられた投票用紙から一票を引き、そこに書かれていた人物が生徒会長になる。
いわばくじ引き生徒会選挙『掌中一票』。
ある事情から四月に開催されたこの選挙で、会長の座を争う三年生たち。当選すると思われていたのは、「幸運体質」を誇る前会長の三年生だった。
しかし当選したのは、新入生の主人公、天地学である。
彼女はたった一票、間違って自分の名前を書いてしまった自身の投票用紙が引かれたことで当選してしまう。イカサマを疑う周囲に対し、彼女はぬけぬけと言い放った。
「私、運が良いんです。それが唯一の取り柄でして」
前会長と同じか、はたまた異なる「幸運体質」か。それは真実かイカサマか。疑惑の新会長を試すべく立ち上がる上級生たち。前会長の支持者代表、選挙を仕掛けた風紀委員長、さらに生徒会下部組織もうごめき始める。そして敗北した前会長も不穏な動きを見せる中、天地学は自身の幸運を示せるのか。