あらすじ

世界を救うには、僕は優しすぎたらしい。 敵を殺せず、誰も見捨てられず、決断する責任から逃げ続けた勇者の少年。 その迷いは仲間との関係を壊し、魔王との決戦にも敗北。仲間たちは目の前で処刑され、守るはずだった王都も壊滅した。 すべてを失った少年へ、魔王が手を差し伸べる。 「わしの部下になれ。お前が救えなかった首都くらいなら、くれてやろう」 勇者は初めて迷わず、《YES》を選んだ。 次に目を覚ますと、そこは勇者の力を授かった七歳の日。 位階は一。 力も祝福も失われ、残ったのは失敗した未来の記憶だけだった。 今度は治癒を選ばない。 敵を見逃さない。 国に決められた仲間も選ばない。 敵の弱点、未来に起こる事件、隠された武器、これから強くなる者――知っているすべてを使い、勇者は自分の人生を選び直していく。 一度目とは違う力を選び、一度目には避けた強敵へ挑み、一度目に救えなかった者を救う。 今度こそ、魔王を倒すために。 ただし、あの日選んだ《YES》は、まだ取り消されていない。 ※この作品は「小説家へなろう」にも投稿しております。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/08/01
  • 現在の作品強くてニューゲーム? そんな都合のいい話はありません ~世界を救えなかった勇者、魔王の誘惑に「YES」と答えてレベル1からやり直す~