あらすじ
ある夜、事故をきっかけに人狼となってしまった大学生・三浦蒼(みうら そら)。
突然訪れた身体の変化と、人間には知られてはいけないもう一つの世界。
戸惑う蒼を救ったのは、寡黙な人狼・ギルベルトと、いつも明るいバールだった。
「人狼は群れで生きるもの。」
そう告げられても、蒼は人間としての日常も、人狼としての居場所も諦めたくなかった。
人間の友人。
孤独に生きる人狼。
そして、自分自身の選択。
人狼になったからこそ出会えた人たちと過ごす、ひと夏の物語。
これは、「群れ」ではなく「仲間」を見つけていく、少し不思議で優しい現代ファンタジー。