あらすじ
「えっと僕、こう見えて勇者です」「はあ、勇者スキルは」「ありません!」
冒険者ギルドで笑われるいかにも弱そうな、少年に見える19歳の勇者セルフィは、
立派な装備に身を包みつつも今日も元気に依頼を受けに行く、なぜなら彼には……
「なんだ、私のセルフィを馬鹿にするヤツはこの双剣で切り刻むぞ」
女も見惚れる美しき女剣士、白き双剣シグリヌ。
「見た目でしか判断しない者は、私の白き炎で滅してさしあげますわよ?」
白いローブで珍しい光属性攻撃を放つ、輝きの魔法使いルビア。
「まあまあ~、そのような輩は神も見放すでしょう~、ダンジョンの深い階で人知れず事切れるかと~」
高貴な聖女服を身に纏い、たった一人でひと師団を瞬時に回復できる規格外の女僧侶リムラ。
「みんな大丈夫よ、私たちの活躍で、セルフィの凄さを証明すれば良いだけだから」
そして最高級の勇者剣を手にした神官女勇者、聖女の弟子でもある光の魔斬ファロラ。
「ということで、おすすめの依頼はありませんか?!」
白を基調とした聖なる冒険者パーティー『ホーリーアンライヴァルド』は、
実は誰にも言えない秘密があった、そう、男である勇者セルフィを除いた、
4人の女性メンバー全員が、実はまだ人間に知られていない、光属性の最上位サキュバスであるということを!!
「セルフィ、そろそろ魔力が」「お腹が空きました、セルフィさん、補充をお願いしますわ?」
「ではセルフィ様~、今夜もよろしくお願い致します~、横になっているだけで良いのでぇ~」
「ほんっとセルフィくんの魔力って尽きないわね、普通の人間ならとっくに死んでいるわよ?」
上質な底なし魔力を毎晩供給し、
無双状態となるのは完全に人に化けられるサキュバス、
誰もがうらやむ清純かつ美しくも最強のパーティーは、実はサキュバスハーレムであった。
「ダンジョン攻略、魔物退治、護衛に救援、何でも任せて下さい!」