あらすじ

賑やかな夏祭りの夜。落としたへアゴムを探して戻ると、一緒だったはずの友達の姿はなかった。 極度の怖がりで、知っている人が誰もいないと固まってしまう私は、境内の隅で完全に迷子になってしまう。 孤独と不安で涙がこぼれたその時、目の前に現れたのは、狐のお面をかぶった少年だった。 私よりも少し背の低い、男の子。 でも、彼の着物の裾からは、あり得ない 《白い尻尾》が揺れていて──? 少年がくれた物の名前は『コハク』。 言葉を交わさない二人の、不思議で愛おしい、夏の星夜の道中記。 友達にとっては必死で私を探していた、長い長い一時間半。 だけど私にとっては、狐の少年と心を通わせ、結ばれた───生忘れない一時間半の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/01
  • 現在の作品夏祭りの夜に結ばれた、私と狐の少年