あらすじ
甲子園初出場を果たした友野高校。
強豪校を相手に九回ツーアウトまで一点をリードし、あと一人で歴史的な初勝利――。
しかし、その瞬間、二年生・蓑田の痛恨の暴投で逆転サヨナラ負けを喫してしまう。
自分のミスで仲間の夢を終わらせた蓑田は、野球が怖くなり、退部まで考える。それでも仲間たちに励まされ、ときには厳しく叱られながら、再び前を向き始める。
敗北、挫折、ライバルとの出会い、そして仲間との絆。
「甲子園の魔物」とは、本当に球場に棲んでいるのか。それとも、人の心に潜んでいるのか。
一年間、それぞれが悩み、苦しみ、成長しながら迎えた最後の夏。
蓑田は過去を乗り越え、甲子園で本当のリベンジを果たすことができるのか。