あらすじ
小人族のクリシェは、王都で魔道具修理屋を営む心優しい青年だ。だが最近は悩みがある。無愛想な魔導剣士ガレスが、何度も同じ魔術剣を折っては修理に持ち込んでくる。うちは魔道具修理屋であって、武具修理屋じゃない。最初は呆れていたクリシェだったが、剣には天使の呪いが残っていた。ガレス自身も左腕に「天使の呪い」を受けていた。不意の事故で、天使の呪いがクリシェにまで移ってしまう。
ガレスは騎士団の任務中、後輩騎士マヌスを庇って呪いを受け、左腕を負傷していた。この先も騎士として命を奪いのではなく、誰かの役に立つ仕事を望み、クリシェの店で働きたいと申し出る。天使の呪いは二人一緒に解かねばならない。クリシェは渋々ながらガレスを従業員として受け入れた。
修理の仕事を通して互いを理解し合う二人。
二人は徐々に惹かれ合い、やがて隣にいるのがあまり前の存在になっていく。