あらすじ

エディラドハルドの大陸にて、遥か昔に蒼き竜より授かった力を継承し、護り続ける役割を担うイリユスの神殿。 その神殿長の長男・蒼惟(アオイ)は18歳。成人を迎えた彼は神殿長である父に「この大陸のために己が出来ること、成し遂げたいと思うことを挙げよ」と課題を与えられる。 その答えとして蒼惟が目をつけたのは、大陸を分断するように連なる大山脈“竜の背“を、一瞬で通り抜けることができるとされる伝説の2つの祠。 だがこの祠は別名”死の祠“と呼ばれ、古に開いた上級魔術師以来、生きて通り抜けた者はほとんどいないとされている。 しかしここを使えるようになれば、物資や人の往来の苦労も格段に減るに違いないと、蒼惟は考える。 無謀な計画に父は反対するが、諦めきれない蒼惟は、祠についての調査を進めるうちに、ある情報に辿り着く。 それは、数年前まで屋敷に住み込みで魔術の修行をしに来ていた柊(シュウ)の亡き父親が、約25年ほど前に祠を抜けた唯一の人物だったという事実だった。 蒼惟は、柊の協力を得ようと、彼に会いに行く決意をするが── 長閑に育った箱入り育ちの青年が、希望の道を拓こうと奮闘する、成長の物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/07/31
  • 現在の作品竜の魔道